大型・特殊鋳鋼製品の中国調達

大型鋳物や特殊製品を輸入する場合、品質のコントロールだけではなく、中間検品、不具合報告、国内運送、提出書類等にも万全を期すことが必要です。ここで、弊社の輸入経験を公開します(鋳鋼大型ガースギア SCW480)。

〜輸入の流れ〜

1.図面受領·製造工場選定·見積·契約

①お客様より詳細図面をいただき、品物の特徴を把握した後、その特徴にあった工場を3社位選定し、詳細図面を中国側の各工場に送ります(図面によって、Eメール或いはFAX、EMS国際郵便で送ることになります)。お客様より図面を頂いてから3日間以内、見積りを提出させていただきます(難しい材質の場合は1週間位かかる時もあります)。

②図面に基いて、重量計算を行います。お客様提供重量、弊社計算重量、中国工場計算重量を確認し、鋳放し重量を決定します。

③中国工場より見積到着後、価格等の比較検討を行い、通関デバン料·海上運賃·海上保険料·日本国内運賃·弊社管理費を入れて、お客様にベスト価格を提出いたします。

④お客様よりご注文を頂いた後、中国側工場と契約をいたします。

2.「製造要領書及び検査要領書」の作成

ガースギャ製造要領書及び検査要領書(全11ページ)

3.「工程表」の作成


4.すべての書類を中国語に訳して工場に送る

5.工程表通り、製造を開始する

例えば、ガースギャの製造手順は下記の通り:

①木型製作→②造型→③鋳込み→④冷却→⑤型ばらし→⑥砂落とし→⑦素材仕上→⑧目視検査→⑨大欠陥の溶接補修→⑩第一回目の熱処理→⑪ショットブラスト→⑫第一回目の荒加工→⑬MT、UT、機械、寸法検査→⑭欠陥手直し→⑮第二回目の熱処理→⑯第二回目の荒加工→⑰全面検査→⑱塗装→⑲梱包→⑳船積

6.現地事務所が各工程をチェックし、写真と文章で本社に報告する



7.本社検品員より中間検品と最終検品

 ガースギャとØ5000テーブルの中間検品と最終検品は、弊社担当者と日本側最終ユーザー様と一緒に行いました。

8.船積(最終検品合格後)

 製造完了後、弊社検品員が全量検品を行い、合格すれば、梱包作業を行います。梱包までをチェックし、問題がなければ、‘船積同意書’を発行します。工場側が弊社発行の‘船積同意書’を受領した後、素早く船積を手配します。

9.日本に入港

 ガースギャの大阪港でのデバン作業は弊社担当者が立入

 Ø5000テーブル名古屋港でのデバン作業は弊社者が立入

10.納期厳守

通関·デバン後、お客様が指定した日時·場所まで納品いたします。

11.下記提出書類をエンドユーザー様に交付する(各一式)

(1)ミルシート

(2)機械性能試験報告書

(3)UT検査報告書

(4)PT検査報告書

(5)MT検査報告書

(6)熱処理記録·焼ならし

(7)熱処理記録·焼戻し

(8)提出した不適合報告書の纏め

12.最終ユーザー様より受入検査

納品後、お客様の受入検査を受けます。品物に対する評価、ご要望をお伺いして、次回により良い製品を提供できるよう、フィードバックしていきます。

13.合格認定

検査終了後、合格認定を頂きます。より良い製品をご提供できますよう、弊社は長年の経験より蓄積したノウハウを活用し、良品のご提供には自信を持っております。お客様の喜びの顔を見るのが、われわれの最大の望みでございます。

14.請求

請求について、ご注文を頂く前にお客様と協議·確認して、合意の上で請求を行います。

15.完了

輸入全工程が終了します。

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