ニュース

管機新聞に、小型ブラシレスモーターと制御システムの記事が掲載

このたび、当社の「小型ブラシレスモーターと制御システム」に関する記事が、「管機新聞」に掲載されました。

ヨシロ機工
小型ブラシレスモーターと制御システム

工業用機械部品とフランジ・配管資材等インフラ向け製品の開発と製造を手掛けるヨシロ機工(本社・大阪市北区中崎西4-3-32、社長管遵熙氏 TEL06-6485-8407)はこのほど、用途に応じた最適な回転制御を可能にし、流体機器をはじめとする各種設備用途に威力を発揮する小型ブラシレスモーターと専用ドライバー、アプリケーションを一体開発した。

近年、流体制御機器や各種設備分野では、小型で高精度な回転制御を実現するモーターへのニーズが高まっており、同社では高速回転と安定した制御性能を両立したブラシレスモーターの開発を進めてきた。新たに開発したブラシレスモーターは、100W以下の小型化を実現し、最大5000rpmの高速回転に対応する。モーターギャップも3・5ミリといった広いギャップを持つ仕様にも対応可能。従来、狭小ギャップ領域での安定制御は技術的に難易度が高いとされてきたが高精度かつ安定した駆動制御を実現している。

また、モーター部にはセンサレス制御を採用するとともにホールセンサーによる速度検出を併用することで安定した回転制御を実現。密封性の高いキャンドモーター構造によりポンプ用途など流体機器にも利用でき、流体制御機器、各種バルブ駆動部、小型アクチュエーターなど幅広い産業分野のニーズにも対応可能となっている。

同社では、精密機器分野への応用研究にも取り組んでおり、大学研究機関向けに超高真空環境下で使用可能な非接触回転機構の開発も進めており、イオン液体を用いた新しい回転機構及びシール技術の検証に使用できることを確認している。試作機による評価では10-6Pa台の超高真空環境で安定した回転性能と低アウトガス性を確認しており高真空環境向け精密加工装置への応用も期待されている。

モーター本体だけでなく専用ドライバー及びアプリケーションまで自社開発し、ハード・ソフト両面から最適制御を行うことで用途に応じた細かい設定や遠隔調整にも対応する。専用ドライバーは、大学研究室への納入実績もあり研究用途での活用も進んでいる。また同社は、今年4月より一般社団法人大阪技術協会に入会し、最新の技術動向や研究機関との連携強化を図っている。

管機新聞 2026年月6月10日